WEBテキスト&動画ガイド

【第11回】自分でスムーズに決算&確定申告

会計freeeの真骨頂、かんたん便利に確定申告

【1】年次決算は特別なことではない
【2】年次決算の基本的な段取り
【3】決算だけでも専門家にチェックしてもらうのは有効
【4】いよいよ個人事業の確定申告書を作成
【5】決算が完了したら「年度締め」を忘れずに

【概要】

 

クラウドんぶり会計メソッドでは、個人事業主の方には、ご自分ひとりで確定申告をされることをお勧めしています。

なぜなら、日本の税制が申告納税制度を採用しているからです。

 

申告納税制度とは、「納税者自らが税法を正しく理解し、その税法に従って正しい申告と納税をする」という極めて民主的な制度です。(これに対して、国が税金を計算して請求するの方式を賦課課税制度といいます)

 

その申告納税を行うのに、この会計freeeは大きな助けになってくれます。また、スモールビジネス規模の法人の方についても、決算までは簡単にご自分で行なっていただくことができます。(法人税の確定申告も本人申告が可能ですが、ある程度の税務知識が必要です)

 

最終回のクラウドんぶり会計メソッドのWEB講座では、ご自分でできる決算・確定申告についての解説をしていきます。

 

【1】年次決算は特別なことではない

 

確定申告の前には、1年間の決算を行う必要があります。

 

個人事業主でしたら、毎年12月末、法人でしたら、定款で決定している事業年度に従って、その会計期間の締め(決算)を行います。

 

決算といっても、なにも特別なことをするわけではなく、実は、毎週の10分経理、毎月の月次決算12回の積み重ねです。

 

それがしっかりされていれば、年度末になっても、慌てる必要がありません。

 

是非、ラクな気持ちで決算に取り組んでみてください。

 

【2】年次決算の基本的な段取り

 

年次決算については、以下の段取り(ステップ)で行うとスムーズです。

 

(1)銀行や現金の残高が実際とあっているか確認する
(2)年度内のすべての実際取引が登録されているか確認する
(3)未計上の売上や購入がないか確認する
(4)家事按分の計上があれば行う
(5)固定資産の減価償却の計上があれば行う
(6)期末をまたぐ仕訳があれば計上する(前払家賃・前受収益など)
(7)仮払金や預り金などの残高を確認する
(8)期末商品の棚卸をして残高を登録する

 

その中で必要な「決算仕訳」を登録していきます。ずいぶん沢山の項目があるように見えますが1つ1つ確認していってください。

【4】決算だけでも専門家にチェックしてもらうのは有効

 

以上の項目で、基本的には決算の確認はできるのですが、とはいえ会計上正しいのかどうか心配な場合もあるかと思います。

 

そのような場合は、決算だけでも専門家にチェックしてもらうのは有効です。

 

この「決算チェック」の場合は、税理士や公認会計士の資格者である必要はなく、経理実務経験者なら可能な範囲ですし、クラウド会計ですから全国どこからでも確認してもらうことは可能です。

 

個人事業主の方へのお勧めのパターンとしては、

(1)日々の経理や月次決算は自分で行い、

(2)「決算チェック」は専門家に依頼し、

(3)その決算を基に、確定申告は会計freeeを使って自分で行

 

法人の方へのおすすめパターンは、

(1)日々の経理や月次決算は自分で行い、

(2)「決算チェック」は専門家に依頼し、

(3)その決算を基に、法人税申告はfreeeに精通した税理士に依頼する

 

です。ビジョナーズでも、「決算チェック」のサービス(別料金)を行っていますので、よろしければお問い合わせください。

 
 

【5】いよいよ個人事業の確定申告書を作成

 

年次決算が完了したら、個人事業主の方はいよいよ確定申告書の作成です。
(「法人税の確定申告書」は会計freeeからは作成できません)

 

「決算」メニューから「確定申告書類の作成」もしくは「決算書の作成」を選び、「青色申告決算書」と「確定申告書B」を作成します。

 

この作成方法については、会計freeeでは「確定申告ナビ」など、かなり親切に設計されています。

 

是非、これらのツールやガイドを活用して、スムーズに仕上げてください。

ビデオ解説
 

【6】決算が完了したら「年度締め」を忘れずに

 

決算を終えて、確定申告書を提出したら、これ以上数値が変わらないように、年度締めの処理を行います。

 

「決算」メニューの「年度締め」を選ぶと、「〇〇年度を確定する」を選ぶことができます。

 

これを行うと会計年度が翌期になり、自動的に過去の年度については編集ができなくなります。

 

その後に、年度繰越の仕訳や期首の開始仕訳がある場合は、忘れずに「振替伝票」から計上しておきます。

 

また、過去年度の紙の書類(領収書・請求書・契約書など)は、7年間保管が義務付けられていますので、必ず保管をしておいてください。(年度ごとのどんぶりファイルにそのまま入れておくと整理しやすくて便利です)

ビデオ解説

以上で、クラウドんぶり会計の全ての基本的なメソッドの解説は終了です。

 

これで、入口の導入・初期設定から、出口の決算・確定申告までマスターできたことと思います。

 

それでは、クラウド会計freeeを最大限に活用して、自動化・自計化・見える化を実現して、しっかりとした土台をつくり、ビジネスの成功に役立ててください。

 

皆さまのビジョンとビジネスが成し遂げられることを心よりお祈りしております。