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WEBテキスト&動画ガイド

【第1回】クラウドんぶり会計メソッド

【概要】

 

クラウドんぶり会計「freee」マスターWEB講座の第1回です。

 

このマスター講座は、全11回のステップで、無理なく簡単にクラウド会計freeeの本当の活用法をマスターできます。

 

このマスター講座の内容は、クラウド会計ソフトの本当の活用法である「クラウドんぶり会計メソッド」に基づいて構成されていますので、誰でも簡単スマートに経理作業が自動化でき、かつ会計力・経営力を育むことができます。

 

会計freeeなどのクラウド会計ソフトは、誰でも簡単に(簿記の知識がなくても)スマートに経理作業を軽減できる便利なツールですが、その活用方法をしっかりとマスターしないと、途中で経理作業を挫折してしまい、結局は、年1回、決算(確定申告)になってまとめて仕上げるというようになってしまいます。

 

そうなってしまうとクラウド会計の利点が無くなってしまいますので、まずは、クラウド会計ソフトの本当の活用法をマスターすることが大切です。

 

そうすることで、

 

・ほとんどの作業を手間なく(自動化)

・経理作業を自分で日常的に行い(自計化)
・経営状態を常に把握し分析(見える化)

 

することが可能になります。

 

そのようなクラウド会計の活用方法を、よりわかりやすく、簡単にマスターできる様にまとめたのが「クラウドんぶり会計メソッド」です。今回は、この「クラウドんぶり会計メソッド」のエッセンスを学習します。

ビデオ解説
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【1】クラウドんぶり会計とは

 

クラウドんぶり会計メソッドとは、江戸商人の知恵である本来の意味の「どんぶり勘定」を現代版としてアレンジし、誰でも簡単スマートに運用して、「会計マインド」と「経営力」を育む、クラウド会計ソフト活用のための画期的な活用メソッドです。

 

※クラウドんぶり会計は、あくまで会計freeeなどのクラウド会計を「活用するためのメソッド」で、会計ソフトなどのシステムではありませんので、ご了承ください。

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【2】クラウドんぶり会計メソッド誕生の背景

 

クラウドんぶり会計メソッドが生まれる背景には、 起業家・中小企業経営者の次のような声がありました。

 

(会計が大切なのはわかるけど ...)
・お金ごとや経理作業は面倒で他人に任せたい
・会計は年1回の確定申告のためにしかしない
・領収書や請求書作業が面倒でたまってしまう
・会計顧問に頼んでいるけれど高額で負担
・苦手で決算書や資金繰り表が読めない

 

そのような中、日本では1年に約3万社が休廃業しています。

 

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【3】会計の語源は「計は会なり(史記)」

 

その解決策は、起業家・経営者の「会計マインド」の育成にあると考えています。

 

そのエッセンスが「会計」という言葉の語源にありました。

 

会計の語源は「計は会なり(史記)」

 計:各方面の事実を正しく言う(計数化)
 会:増す(業績が向上する)

 

すなわち経営者が、常に事業の状況を計数化して把握していれば業績は向上する、という意味が、「会計」という言葉のもともとの語源なのです。

 

つまり「会計」とは「経理業務」ではなく、経営者に必要な「マインド」なのです。

 

そして、事実を正しくとらえるために必須のスキルが「計数化」です。ビジネスにおいて、あいまいな事実の把握は価値がありません。この計数化を行うことが、真の「会計」の第一歩なのです。

 

ビデオ解説
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【4】経営の大局をつかむ「会計マインド」

 

ただ、多くの経営者は「会計」を苦手・難しいと考えていますし、そのような人は、お金に大ざっぱで「どんぶり勘定」と言われたりしています。

 

しかし実際、経営に必要な数字というのは、経理担当者や会計専門家が積み上げていくような専門的で細かいものでなく、大きな流れをつかむための大局的なものであって良いはずです。

 

【どんぶり勘定推薦本】

儲けを生み出す「どんぶり勘定」のすすめ

(公認会計士 村井直志著/主婦の友インフォス情報社)

経営の大局をつかむ会計~健全な“ドンブリ勘定”のすすめ~

(公認会計士 山根節光著/光文社)

超☆ドンブリ経営のすすめ

(和仁達也著/ダイヤモンド社)

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【5】「どんぶり勘定」の由来とは

 

そこで「どんぶり勘定」の由来についても探ってみると、「どんぶり」とは食器の「丼」ではなく、「職人・商人などの着ける腹がけの前かくし。金などを入れたもの」で、前掛けのポケットにお金を入れて、入出金を管理するものでした。

 

江戸時代の商人は、一日の終わりにどんぶりの中身を計算して、
結局いくらの現金が残ったのか、前日と比べて、いくら増えたのかを正確に把握していたそうです。

 

すなわち、一見大ざっぱにみえる「どんぶり勘定」も、出し入れをどんぶり限定し、間違えるリスクを最小限にして、常に身近に合理的にキャッシュフローを把握するという商人の知恵だったのです。

 

【6】「どんぶり勘定」が「クラウドんぶり会計」へと進化

 

この「どんぶり勘定」の手軽さと、本来の意味の「どんぶり勘定」のもつ知恵を融合して、現代版として使えないか?

 

そう思って、試行錯誤を繰り返してきました。

 

そういったニーズの中で着目したのが、近年急速にシェアを拡大している会計会計freeeなどの「クラウド会計ソフト」でした。

 

「クラウド会計ソフト」のもつ製品のコンセプトは、まさに「どんぶり勘定」に共通する手軽さ、身近さ、正確さです。

 

そこで「クラウド会計」と「どんぶり勘定」のハイブリッド版としてのメソッドを開発し、「クラウドんぶり会計」と名付ました。

 

この「クラウドんぶり会計」メソッドを活用すると、起業家・経営者に本来必要な「会計マインド」を、「どんぶり勘定」の感覚で、簡単スマートに実践でき、「経営力」を育むことができます。

 

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【7】「クラウドんぶり会計」の6つのコンセプト

 

クラウドんぶり会計メソッドは、「どんぶり」というキーワードから導かれた
6つのコンセプトから構成されています。

 

この6つのコンセプトから、利用者はエッセンスを容易にイメージすることができ、クラウド会計ソフトの導入・運用をスムースに行っていただくことができます。

 

<6つのコンセプト>

(1)出入りを限定する
(2)情報を身近に持つ
(3)現金主義で大局を掴む
(4)早い・安い・簡単
(5)仕訳して載せる
(6)データの新鮮さが命

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【8】クラウド会計ソフト活用の最大ポイント

 

クラウド会計ソフトは、従来の会計ソフトが単にクラウド上で使えるというものではありません。

 

その最大のコンセプトは「経理の自動化」にあります。

 

しかし、ただ単にクラウド会計ソフトを導入しただけでは、その「自動化」を実現することはできません。

 

さまざまなルール決め、会計知識に根付いたコツ、さらにアプリ等を活用することで、その「自動化」能力が最大限に活かされます。

 

この活用のコツを掴むのことが、クラウド会計活用の最大のポイントとなります。

 

「クラウドんぶり会計メソッド」では、このルールと活用ツールを体系的にまとめています。

このマスター講座では、会計freeeの具体的な利用方法を、わかりやすいWEBテキストと動画ガイドを使って、誰でも簡単に活用できるよう工夫されています。

 

では、第2回からは具体的な、会計freeeの導入・登録方法から詳しく解説していきます。

こちらで第2回以降の操作解説動画について紹介しています

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